20250001 11月の記録


今月は様々なことがありましたよ。

まるで

見えないココナッツミルクの缶詰を手に取ったとして、その円柱の底面か、上面からわからないが2つのフラットな面のどちらにもそれを開けるきっかけがないとわかったとき。 より細く、より頑丈そうな円柱体として手ごろな、あなたにとって最も信頼のおける、青い持ち手のマイナスドライバーを持ってきて、缶を床に置いてその薄壁にドライバーの先端をあてがって後ろからハンマーで叩いたする。 そうして穴を3つほど開けたわけだけれども、というかなぜこの缶の中身がココナッツミルクだと思っていたのだろう?ともかくいい匂いのする液体が溢れてきたわけだけどドライバーの先端の鉄の臭いがココナッツミルクに移ってしまうのではないかあるいはこのドライバーが錆びてしまうのではないかと、後から思えてくることを想定できるでしょう。その時

みたいにね!

以下今月あったことを項目ごとに分けて記録します。



音開発について

1. マジカルシンセ習作
ビートや非楽音の塊から作ると、リズムが不定形になり過ぎてそのあとのまとめ方が難しく、楽音で作るリズムや進行が単純になってしまう問題を回避したくて、先にシンセだけで作ってみた ((186a5))

2. リープモーションを試した
カメラに映った手の動きを読み取りその値を他のソフトウェアで使える。 例えば、このような感じ。焼きたてのパンにブルーベリージャムとチーズを挟んだように。 ((リープモーションのテスト))

3. スペクトルアナライザーで具体音の周波数を見てサイン波でいくつかの点をトレースしたらどうなるか実験した
少し合成されて聞こえる。音のトランジェントを別の音色に置き換えることで起こる擬態効果の方が強く、それが面白い。 ((具体音とサイン派の合成))

4. ヴァイオリン弓入手
ビブラフォンに弓を当てて音を鳴らしているのを見て弓だけ手に入れてもいろいろな音が出せるのか?と思って購入した。 色々と試してみたけれど、ギターの弦が最も鳴り、コップのふちが二番目に鳴った、そのほかは松脂を多く塗っても摩擦が足りないらしく滑ってしまい音があまり出なかった。 大きな共鳴空間を持つものであれば音が出るかもしれない。 ギターと弓を使うと、私が大好きな感じの呻きっぽい木っぽい音を出せてうれしい。 ((187a2))

5. ステレオレコーダー入手
外でいろいろ音を撮ったりしています。家の中でも使います。

6. サーキットベンドを初めてした
ラジオを素材にした。殻を割り、濡れた手で抵抗を触り、音が変わった場所とそのほかの場所をつなぎ合わせ、可変抵抗器を間に挟む。 いろいろな音が出てすごく面白くて1日中やってしまったのだけれども、最後には全く音が出なくなった。

画像作りについて

1. コミティア結局何もできなかった
こんな感じの画像作ってたんですけどよくわからなくなってやめちゃいました。 画像や画像を作ることについて考えるのは好きなんですけど、今持っているどの手もしっくり来ていないという思いです。 私が曲とか作っている間に絵だけ描いている友人らはちゃんと絵の手を熟させているから、置いて行かれるような気分だ。

((試作1))

((試作2))

2. p5.jsをやっている
javascriptで画像を作るためのツールです。 一度作ったコードにでたらめな値やランダムな値を与えたり、関係ない値同士を連動させたりすると思いもよらないすごい画像ができることがあって、自分の意図も反映できるし、それを上回るものも簡単にできるところが楽しい。 冷凍庫でぱりぱりに冷やしたダークラムともブラックベリーともつかない味わいのチョコレート並みに素晴らしい。 うまいことマジカルに見えるところまで持っていきたい。

((試作1))

((試作2))

お出かけについて

1. ライブエレクトロニクス展
初めて生のライブエレクトロニクスを見た。 見えているものと出ている音のズレを強く感じて、それがマジカルだなと思って感動した。 音もかっこよかった。

2. 遠くから来た友達と遊んだ。
古着屋で本当に魔法防御+35の服売ってて興奮した。 その友達は私服が元々マジカルで調和してるから、買いなよと言って友達が買った。 私はなんだか、性格か、持っている服からしてに冬の監察官みたいな服が自分にしっくりくるかなと思ってそういうのを探していた。最近自己イメージが変わり、元々ノーマルエスパータイプかな(になりたいな)と思ってたんだけど、本性は大分はがねタイプなんではないかと気づいた。

3. コミティア
なにも出せなかったけど、席はあるから行った。会場で絵を見すぎて、もう絵を見たくないというところまでいき、外でアップルパイとか食べて帰った。友達がたくさん買った本を読ませてもらってそれはよかった。

4. 引っ越し手伝い
引っ越し手伝いしてたくさんのものをもらった。リープモーションや、全身トラッカーやMIDIコントローラーや、スピーカーや完全栄養食!!コンピュータとの接点が増えれば増えるほど私は強くなる気がする、やはりはがねタイプだからかな

生活について

1. ひとつ技術を覚える/試すにつき、ひとつ習作作ると考えると楽しく作れる。

2. 一日のうちに、自由な実験を2時間、完成品のための制作を2時間必ずするように決める方法。
とりあえず2時間と思ってやるといい感じ。

読んでいる本について

建築思想図鑑 松田達ら

空間〈機能から様相へ〉原広司

グラフィック・パーソナリティ アルシーヴ社より











戻る